フィナンシェバターブラザーズ

ほうじ茶のフィナンシェは
県外のイベントでも大人気に

素材を厳選し、フランス産の発酵バター100%、卵白、小麦粉は国産を使用している焼き立てフィナンシェの専門店「フィナンシェバターブラザーズ」が静岡県富士市にオープンしたのは2021年10月のこと。「富士市らしいフィナンシェを」と試作を重ね、納得のいく味となって完成した「ほうじ茶のフィナンシェ」が人気です。ほうじ茶の茶葉のトッピングもアクセントになっています。

ポップな蛍光イエローとグレーがお店のカラーです。フランスが発祥と言われるフィナンシェの専門店をここ、富士市にオープンしたのは富士市出身のプロレスラー近藤修司さん。もともとフィナンシェが好きな甘党の修司さんが近藤家の次男修司さん、地元で美容院を営む三男孝幸さんとタッグを組み、洋菓子の世界に飛び込みました。ワイルドとマイルドの兄弟の絵がアイコンです。

たっぷり贅沢に使用した発酵バターをじっくり丁寧に煮詰め、香り高い焦がしバターを生地に混ぜ合わせることで芳醇でコクのあるフィナンシェになっています。表面のサクサク感と中のしっとり感のバランスが良く、焼き上がり時間に訪れる常連客がいるのも頷けます。百貨店などでの催事出店も行っており、2個、5個、10個入りなど、選びやすいパックセットの用意もあるそうです。

ほうじ茶とプレーンのセットは「富士市らしい」と評判で、結婚式のプチギフトに選ばれたこともあるとか。ほうじ茶だけでなくオレンジや抹茶など、曜日ごとにフレーバーの違うフィナンシェが並ぶのが原則ですが、前もって数量が分かっていたり、タイミングがうまく合えば「ほうじ茶フィナンシェ」をオーダーすることが可能な場合もあります。気になる方はお店にお問い合わせを。